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6/4 拓展訓練へ行ってきた

妻へ。

あれは清水村という岐阜まで連れてかれ、個人で林間学校に参加した時に遡る。

当時小学生だった私は仲の良かった友達とこの訓練に参加したのだが、今でも忘れないくらい、この活動内容が私の記憶に焼き付いている。

毎朝6時に起きて蒔きを割り水汲みに行きそして、飯ごうで炊飯する。昼はアスレチックをし、昆虫採取もし、夜には自分たちでカレーを作り、21時に就寝する。他の地域の友達と仲良くできたので興奮して消灯しても話し込んでいたが、先生が非常に厳しくそれが見つかった時は、最終日に与えられるはずのカブト虫が一個減らされたりと賞罰がしっかりしていた。

話は脱線したが、私は会社の訓練に参加することになった。ご存知の通り前日は風邪でダウンして、出発ギリギリまで悩んだ結果、行くのを辞めて潔くロビーに出たが、結局私は拉致された。管理職って大変、チッキショー!

拉致されて到着したところ、湖の畔のホテルの敷地で今回の訓練をやることになった。全部は割愛するが、1番しんどかったのが、高所ジャンプ訓練だ。内容は、5メートルくらいの柱をよじ登り(安全ロープはあり)、柱の上に立ったらジャンプして、ぶら下がってる棒を掴むという、己のチキンさを試される過酷な訓練である。棒はサーカスのブランコの時に掴んでいる、あの棒に近い。

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私は1度目は自ら奮い起こし一番手で柱をよじ登ったが、柱の上に立とうとした時、あまりの高さに絶叫した。

「こえーよ!無理だって、これ無理!笑」

私という人間は「あんなの怖くねえっぺ」というリスクにおののくことを知らない感情が先行し結局痛い目に遭う人間である(それを鈍感という)。人間は恐怖に立たされると汗が大量に出る。柱の上では怯えながら足がプルプル震え出し生まれたての子鹿の赤ちゃん状態であった。みんなにケラケラ笑われた。ゆっくり降りた。

そして、全員が終わろうとした時、私の心の中に己の恐怖心に打ち勝ちたいという行動、そうそれは「リベンジ」に打って出た。かっこよく言うな。

靴底が平べったく柱の足場がトゥルトゥルと滑りやすい。そして柱の上に差し掛かった時、強風で柱が左右にグワングワンと揺れるのだ。5メートル眼下に見える拝観者が、「はよいけ!」的な事を叫び私は煽られる。プルプル震えた足で何とか立ち上がると、私は5秒後に飛び込んでいた。

「掴んだー!」2回目で成功である。
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訓練そのものは少し難度高めだったが、久々に己の気持ちと向き合う、良い行動であった。
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